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年金と個人型確定拠出年金の違い

日本の年金制度は20歳以上の全国民が加入する国民年金、サラリーマンや公務員が加入する厚生年金、自営業者などが任意で加入する国民年金基金、企業が独自に運営している確定給付企業年金があります。

これらの年金制度に加えて、確定拠出年金法に基づいて登場したのが私的な年金制度である「個人型確定拠出年金」です。

個人型確定拠出年金は、強制ではなく任意の加入となっています。仕組みは個人で掛け金を設定して拠出します。そして自分で運用方法を選択して運用する資産形成の方法となります。掛け金と運用益の合計額で将来受け取る金額がきまります。

個人型確定拠出年金のメリットは?

個人型確定拠出年金は掛け金が全額所得控除になるほか、運用益にも源泉分離課税がかからないなど税制上の優遇措置がとられています。

受け取る時は年金として受け取る方法と、一括で一時金として受け取る方法がありますが、その際も「公的年金等控除」「退職所得控除」の対象となります。運営管理機関によっては受給権が発生した時点で一部を一時金として、残りを年金として支給する方法を取り扱うところもあります。原則的には60歳で受給権が発生しますが、通算の加入期間によって受給開始年齢が繰り下げられます。ただし、加入者が死亡した場合は、遺族に死亡一時金が支給されるほか、加入者が70歳に到達する前に障害状態になり、一定期間を経過すると障害給付金が支給されます。

また、運営管理機関における確定拠出年金用の商品は、一般的な投資信託などに比べ管理費用が低く設定されています。

個人型確定拠出年金では、個人で掛け金を積み立てて、預貯金や投資信託などの運用先を自分で選択して、その結果により将来受け取る年金額が決まります。